2025/02/13 10:27
3月
<種まき> Planting Seeds
藍染めの原料となる蓼藍(たであい)。
4月
<育苗> Raising Seedlings
適度な水分量で管理。強い苗を育てる。
5月
<定植> Planting Seedlings
土づくりをした畑へ植えつけをする。
6月
<生育> Weeding & Watering
除草作業、水やりをする。
7〜9月
<収穫 選別 乾燥> Harvesting & Separating & Drying
収穫後、粉砕機と送風機を使い、葉と茎を選別して天日干し。乾燥葉を袋詰めして保存。
<藍の生葉染め> Flesh Leaf Dyeing
葉と水をブレンダーで砕き混ぜる事で、生葉染めができます。蒅(すくも)を使う藍染めとは色も特性も違い、生葉特有の鮮やかな色です。
<たたき染め> Beaten Dyeing
生地の上に葉っぱを置き、ゴムハンマーや木槌でトントン叩けば、たたき染めができます。
10月
<藍の花> Flowering
白い花が咲き始め、まもなく薄いピンク色に色づく。藍のスワッグ(ドライフラワー)を作れます。
10~1月
<蒅(すくも)造り> Making Sukumo
乾燥葉に適量の水を打ち、混ぜて積む。約1週間に1回、切り崩し、砕き、水を打ち直す「切り返し」という作業で発酵を促す。100日以上かけて発酵させ、蒅が完成する。
12月
<種取り> Harvesting Seeds
花の中に種が付き、熟れたら種取りをする。
通年
<染色> Indigo Dyeing
蒅造りを終えた後、さらに1年以上熟成させてから染色液を仕込む。
蒅(すくも)、木灰汁、貝灰、ふすま(小麦の外皮)、日本酒を使い、「天然灰汁発酵建て」という日本古来の藍染技法を用いる。