2025/02/15 02:14
「BLUE STATION」はルーツを大切にして生きる人々が暮らしの中で大切にしている物と藍が出逢い、その先へと紡ぐ場所。
そこは居場所であり、駅のように到着する場所でもあり、また、出発する場所でもある。
思いやりを持って永く愛することで、自然や物は多くのことを教えてくれる。
1.ワークショップの流れ
【計量】染め物の重さで料金が変わります
【精練】沸騰したお湯で生地の糊落とし、汚れ落としの作業
【説明】精練している時間に藍の栽培から染色までのプロセス、染色方法についての説明
【模様】柄のデザインを選ぶ場合は模様を付ける作業
【染色】染色液に浸した後、液から出して絞る
【酸化】酸素に触れた部分だけ藍の色素が定着し、染まり付く
【水洗】不純物を水で洗い落とす。ここで初めて藍の色になる
【完成】ワークショップ当日、お持ち帰り頂けます
2.素材
綿(コットン)、麻(リネン,ラミー,ヘンプ)【植物繊維】藍と相性の良い素材。
毛(ウール)、絹(シルク)【動物繊維】
リヨセル、テンセル、レーヨン、キュプラ【再生繊維】
が藍染ワークショップで染色可能な素材です。
木製品、楮(和紙)、革(レザー)、靴(スニーカー)等の染色料金は一度お問合せください。
藍染めの色をより楽しむためには、白や生成の製品をお勧めしますが
他のカラーの製品(青、黄、赤など)での染色も可能です。
染色に向かない素材や色のターゲットまで届かない場合もあります。
3.染色技法
下記の技法の中からお好きな技法を選んで頂きます。
「単色染め」 模様のない無地で染める技法
「部分染め」 一部を藍染めし、その他の部分は染めない技法
「ぼかし染め」 染色液に浸ける時間、回数を変え、グラデーションに染める技法
「むらくも絞り」 生地を寄せ集めたりして不均一な模様を作る技法
「板締め絞り」 木板と木板で生地を挟み締めることによって防染して模様を出す技法
4.工房でのワークショップの料金
●お持ち込み(生地、衣服等)の場合
→ 体験時間60~90分程度
色のターゲットが縹(はなだ)藍(あい)の場合
「お一人様あたり
~100g 一律7,000円
101g以上の場合、差額分として 30円/1gあたり」
色のターゲットが搗(かち)の場合
「お一人様あたり
~100g 一律8,000円
101g以上の場合、差額分として 35円/1gあたり」
(例)150gのTシャツ1枚をお持ち込み、藍色がターゲットの場合
8,500円
●お持ち込みでない(こちらで準備させて頂く製品)の場合
→体験時間60~90分程度
綿風呂敷 “ Furoshiki ”[95×95cm] ¥11,000-
苧麻コースター5枚 “ Coaster ”[10×10cm] ¥7,000-
日本手ぬぐい“ Tenugui ”[36×90cm] ¥4,500-
(すべて染色費、レクチャー料金込)
※お一人様につき合計500gまで染色可能
※高校生以下の方は2割引、藍染めをした物の染め直し2割引
※小学生以下の方は、保護者の方と一緒にご参加頂きます
※ご希望の色のターゲットより、若干の濃度差が生じる場合があります
※製品に若干の伸びや縮みが生じる場合があります
※英語対応でのワークショップをご希望の方は一度お問合せください
※売上の一部を工房の改修、設備費に充てさせて頂きます
5.お支払い方法
現金、AirPAYでのクレジット決済、PayPayで対応させて頂いております。
重さを量り、精算後に体験開始させて頂きます。
6.体験時間帯、人数
体験時間帯は二部制で行なっております。
・午前の部(10:00~11:30)
・午後の部(13:00~14:30)
内容により、時間が前後する場合があります。
体験して頂ける人数は現在、一部あたり5名様までとさせて頂いております。
7.持ち物
お持ち込みの場合は染色する生地や洋服等。
※ひじまでを覆う長いゴム手袋、エプロンをご用意しておりますが、作業中に藍の染色液が飛ぶ可能性がありますので汚れてもよろしいお洋服をお持ちください。
染色作業の際、染め物を絞ったり水洗いをする作業もありますので動きやすい格好をお勧めいたします。
8.出張藍染ワークショップ
実店舗やイベント会場等での出張藍染ワークショップ「BLUE STATION」のご依頼も承っております。
ご希望の際は一度お問合せください。